「ダイワロイネットホテル東京有明」の建設現場で実証実験も
住宅事業や賃貸住宅事業、流通店舗事業、建築事業などを展開する大和ハウス工業株式会社(以下、大和ハウス工業)が、人手不足の解消などに向けて「耐火被覆吹付ロボット」を開発、実証実験も行うと、16日のプレスリリースで発表した。
大和ハウス工業は、建設現場の働き方改革の一つとして、技術者不足対策・労働環境改善・生産性向上を掲げており、鉄骨の柱や梁をロックウール・モルタルで耐火被覆吹付するロボット「耐火被覆吹付ロボット」を開発。同ロボットを積極的に展開していくため、4月16日・17日・18日の3日間、「ダイワロイネットホテル東京有明」の建設現場で実証実験を行うとしている。
従来の3人から2人での作業が可能に 工期もおよそ20%削減
「耐火被覆吹付ロボット」では、産業用ロボットアームと走行台車、昇降台車が組み合わせられており、ロボットが吹付作業を行うため、従来3人を要していた耐火被覆吹付作業を、2人で行うことが可能。
また、人が作業する2倍以上のスピード(200平方メートル/日以上の施工スピード)で作業を進められ、耐火被覆吹付作業全体に掛かる時間を20%削減できるとのことだ。
(画像は大和ハウスグループ ホームページより)
大和ハウス工業株式会社 プレスリリース
http://www.daiwahouse.com/