「生涯キャリア支援協会」を発足、認可も受ける
株式会社パソナは、2018年4月16日、キャリアコンサルタントの人材育成を行う『100年キャリア講座(国家資格キャリアコンサルタント養成・更新講習)』を7月より提供すると発表した。
同講座は、同社において人材紹介・キャリア支援サービスを行うパソナキャリアカンパニーが手がけるもの。同講座のためにパソナキャリアカンパニーは「生涯キャリア支援協会」を発足し、厚生労働省の認可および指定を受けている。
「働き方改革」「人生100年時代構想」の担い手
キャリアコンサルタントの資格は、2016年4月より国家資格となった。厚生労働省は、2024年までに資格保有者10万人を目指す養成計画を立て、人材育成を推進。年齢を問わず学び直しやチャレンジができる社会の実現が求められる中、キャリアコンサルタントには、「働き方改革」や「人生100年時代構想」の担い手としての役割も期待されている。
こうした状況を受けてパソナキャリアカンパニーは、「生涯キャリア支援協会」を発足した。パソナキャリアカンパニーは、幅広い層へのキャリア支援サービスを提供し、多種多様なキャリアコンサルティングを行ってきた実績を持つ。「生涯キャリア支援協会」ではこうした実績を活かし、キャリアコンサルタントの人材育成を行うべく、『100年キャリア講座』を提供する。
「養成講習」と「更新講習」を実施
『100年キャリア講座』では、キャリアコンサルタントの受験資格となる「養成講習」や、国家資格者登録後に5年毎の更新のために義務付けられている「更新講習」を実施する。多様な相談者を想定した実践的な研修を実施し、講習受講後には講師として活躍するための情報提供などを行うという。
なお5月28日には、同講座の「開講記念セミナー」が東京・丸の内にて開催される。
(画像はパソナの公式ホームページより)
『100年キャリア講座(国家資格キャリアコンサルタント養成・更新講習)』7月開始 - 株式会社パソナ
https://www.pasonagroup.co.jp/