電力自由化 避けて通れないブロックチェーン
「電力流通におけるブロックチェーンや新しい技術の可能性 電力×デジタル技術でビジネスはどう華開くのか」というセミナーが、株式会社新社会システム研究所によって開催される。
講師は、RAUL株式会社代表取締役江田健二氏、東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻准教授(工学博士)の田中謙司氏という豪華な顔ぶれだ。
電力自由化により、電力流通の問題は複雑化している。新技術にどんどん目を向けていかなければ、問題解決をはかる一手を欠くことになる。
ブロックチェーンはインターネットの再来
江田健二氏の講義は、「事例から学ぶブロックチェーンの動向とビジネスモデル」と題され、すべての産業に革新をもたらすブロックチェーンが、ビジネス業界、特にエネルギー産業にどのように影響するのかを、具体例を交えて講義する。
江田健二氏の専門分野は、環境・エネルギーおよびデジタルテクノロジーだ。『かんたん解説!!1時間でわかる電力自由化入門』、『かんたん解説!!1時間でわかる太陽光発電ビジネス入門』などの入門書から、『世界の51事例から予見するブロックチェーン×エネルギービジネス』など、幅広い著書がある。
田中謙司氏の講義内容は、「Society5.0時代の電力関連サービスの展望 ~ブロックチェーンを用いたP2P電力融通を事例に~」である。田中謙司氏は電力システムの専門家であり、2018年4月に「Society5.0を支える電力システムの実現に向けて」を提言したメンバーの一人でもある、この分野の第一人者だ。
気になるセミナー詳細は
同セミナーの日程は2019年7月16日(火)午後2時~午後5時で、SSKセミナールームにて行われる。インターネットでの申し込みは前日まで可能で、定員はない。前日の17時以降は電話連絡が必要となっている。
両名とも、講義の最後に、質疑応答と名刺交換の時間が設けられており、ブロックチェーンとエネルギー業界、電力に関心があるのなら、ぜひ参加したいセミナーとなっている。
(画像は株式会社新社会システム研究所公式ホームページより)
株式会社新社会システム研究所
http://www.ssk21.co.jp/index.htmlセミナー詳細
http://www.ssk21.co.jp/seminar/S_19231.html