付加価値を保ちながら適正規模に
パナソニックオートモーティブは、Tropos Motorsと提携し、小型商用車に対して、先進レベルのコネクティビティと効率性、パフォーマンスを提供することを発表した。
パナソニックは、スマート輸送の最前線に立っており、商用車をほぼ妥協せずに多くの付加価値を持ちながら小型化する「適正規模化」というトレンドに取り組んでいる。
低速電動小型商用車(eCUV)の輸送車両を保有している会社には、購入コストの低減とともに運用やメンテナンスのコストを削減するというメリットが提供され、これは投資収益率の向上にすぐに反映される。
また、Tropos MotorsのeSUVである「ABLE」は、大幅に環境フットプリントを削減した、優れたペイロードと牽引能力と組み合わせられた比類のない汎用性を提供する。
パナソニックオートモーティブ、先進エンジニアリング担当のディレクターであるScott Morrison氏は、次のように述べた。
「パナソニックは、Scott Morrisonと協働し、よりクリーンな代替製品を提供することによって社会的価値を追加する電化ソリューションとテクノロジーを適正にミックすることで、小型商用車に依存する企業のニーズに対応する。もし、小型のパッケージで、より大型のトラックの機能をすべて備えている車両を持っている場合、それは、より仕事に適したものとなる。これは小型化ではなく、『適正規模化』である。」(プレスリリースより引用)
安全で効率的、実用性と汎用性を提供
Tropos Technologiesは、電気自動車の技術を開発しており、eCUV市場のリーダーとして、ABLEプラットフォームを搭載した非常に効率的な多用途電気自動車トラックに関する多様なポートフォリオを提供している。
また、同社は、環境への配慮と安全性を最優先に保ちながら、実用性と汎用性を備えたモデルを設計している。ABLE車両は、緊急サービスから工業用、農業用、そしてラストマイルの貨物配送まで、様々な用途に適応する。
Tropos Technologiesの創設者兼最高経営責任者(CEO)であるJohn Bautista氏は、次のように述べた。
「パナソニックは、エンドツーエンドの輸送エネルギーソリューションにおける信頼できるソースとして、認知されている。我が社がパナソニックに提供することの1つは、パナソニックの技術を取り入れて、Tropos Motorsの車両プラットフォームにおいて非常に効率的に実用化できることである。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
Panasonic Automotive Systems Company of America
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