中国電力が四国電力と共にTTCL社の子会社へ出資
中国電力株式会社(以下、中国電力)が、シンガポールにある子会社「Chugoku Electric Power Singapore Pte. Ltd.」を通じ、ミャンマーの天然ガス火力発電事業に出資参画すると、5月16日に発表した。
中国電力は、中国地方5県などを営業区域とする電力会社だ。TTCL社(TTCL Public Company Limited)の子会社が、ミャンマーのヤンゴン管区で商業運転を行う天然ガス火力発電事業に、四国電力株式会社(以下、四国電力)と共同で出資参画。これにより3社による出資・運営となっていく。
ミャンマー発電公社に2043年5月まで全量売電
同天然ガス火力発電所は、コンバインドサイクル天然ガス火力による発電方式になっている。2013年4月から稼働しており、ミャンマー発電公社と長期売電契約を締結、2043年5月まで全量売電していく予定だ。
中国電力は四国電力との出資参画を通じて、安定的な事業収益の確保・収益強化につなげられるほか、ミャンマーでの電力安定供給にも貢献できるとしている。
(画像は中国電力株式会社 ホームページより)
中国電力株式会社 プレスリリース
http://www.energia.co.jp/press/2019/11818.html