季節調整済年率換算値98.9万戸
国土交通省は4月26日、平成31年3月の住宅着工の動向についてとりまとめた「住宅着工統計」を公表した。
それによると、平成31年3月の新設住宅着工戸数は7万6558戸。前年同月比で10.0%の増加となった。
なお季節調整済年率換算値では、前月比2.3%増の、98.9万戸である。
分譲マンションの着工戸数69.5%増
3月の住宅着工戸数を利用関係別にみると、持家の着工戸数が前年同月比8.9%増で、6か月連続で増加している。季節調整済年率換算値では、前月比0.5%増である。
一方、貸家の着工戸数は前年同月比4.5%の減少となり、7か月連続で減少傾向が続いている。季節調整済年率換算値では、前月比3.5%の減少となった。
分譲住宅の着工戸数は前年同月比33.0%の増加となり、8か月連続での増加。季節調整済年率換算値では、前月比25.5%増となっている。
分譲住宅の内訳をみると、分譲マンションの着工戸数が前年同月比69.5%増で、8か月連続での増加。
分譲一戸建住宅の着工戸数も前年同月比7.1%増となり、4か月連続で増加している。
国土交通省では
引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある
(プレスリリースより)
とコメントしている。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/common/001287406.pdf