デジタルエンディングノートのアプリ
遺品整理マレリーク大阪が監修した遺品整理アプリ「編みノート」が今年の1月に配信を開始した。
これは、自身のパソコンにダウンロードして使用するもので、デジタル形式のエンディングノートだ。
「編みノート」の特徴は、自分の死後に伝えたいことは遺せて、知られたくないことは抹消できるところだ。自分で設定できる一定の期間を過ぎてからアプリを起動すると、削除したいパソコン上のファイルが自動的に削除される仕組みとなっている。
記録できる項目には、自身のプロフィールから葬儀・墓についての希望、また遺影に使って欲しい写真まで書き込むことが可能。幅広く、遺された家族に自分の希望を伝えることができる。
同アプリは無料でインストールが可能だ。
自分のためにも、家族のためにも
「編みノート」は、自分のこれまでのことと、これからのことを整理するためのものだ。アプリ上に書き出すことによって、自らを見つめ直し、悩みなく残りの人生を過ごす助けとしての利用が想定されている。
さらに、近年はデジタル遺品が整理されていなかったことにより、遺産が適切に相続できないことや、個人情報が流出し遺族が悪質なトラブルに巻き込まれるなどの問題も少なくない。
したがって、自分に万が一のことがあったとき、遺された家族がデジタル遺品によりトラブルになることを事前に防ぐためのものでもある。
自分が生きた記録としても、これからを生きる大切な人のためにも、この「編みノート」は活用すべき便利なアプリだろう。
(画像は遺産整理マレリークHPより)
遺品整理マレリーク大阪
https://www.marelique.com/news/info-aminote/