案内所の待ち時間短縮とより良いサービス展開
株式会社サンシャインシティは、サンシャインシティを訪れたお客へ館内の道案内をするロボットを、4月8日(月)~26日(金)の期間で試験的に導入し、実証実験(以下、同実証実験)を行うと発表しました。
サンシャインシティでは、インバウンドに対応するため、これまで、ハード面で整備するとともに、案内所スタッフに対する英語研修を強化するなどの対策を行ってきました。
さらに、日本政府観光局(JNTO)が運営する外国人観光案内所認定制度において、専門店街アルパ1Fの「GLOCAL CAFE」が、「カテゴリー3」に認定されました。これは、常時英語による対応が可能であるうえに、英語を除く2以上の言語での案内が常時可能な体制があるなどの基準を満たすものです。
また、4ヶ所の案内所は、常駐でなくとも何らかの方法で英語対応可能で、地域の案内を提供できる基準である「カテゴリー1」の認定を取得しています。
同実証実験では、三菱地所株式会社と株式会社サイバーエージェントが共同で取り組んで、案内所の待ち時間を短縮するとともに、より良いサービスを展開していくとのことです。
「ロボット道案内」実証実験の概要
同実証実験では、専門店街アルパB1の広小路案内所に2体のコミュニケーションロボット「Sota」を設置します。
2体のロボットは、センサーと連動して、人が近づいた際に発話するよう設定してあり、それぞれが声掛けと案内の役割を行います。
日本語で行う声掛けでは、予めプログラムされた簡易な案内をランダムに発話し、2体のロボットのうち、一方は英語・中国語による声掛けと案内もできます。
また、館内の道案内を行う場合には、タッチパネル式ディスプレイと連動して、マップ等を活用するとともに、訪問客が選択したモニターの内容に応じて、ロボットが発話して補足します。
(画像はプレスリリースより)
サンシャインシティ プレスリリース
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