電気自動車の効率性を
テネコオートモティブは3月6日、ジャガーの新しいSUVにサスペンション部品を供給していると発表した。電気自動車に利点をもたらす素材とデザインだと述べている。
軽量化とシンプルな設計
報告によると、ジャガーのJaguar I-PACE新型SUV、オールエレクトリック・ラグジュアリークロスオーバーには、同社のパッシブフロントダンパーとリアダンパー、コイルとエアスプリングのサスペンションモジュールが装備されている。
同社のGlobal Ride Control部門シニアバイスプレジデント・Rudd氏は、これらのサスペンションモジュールは特に軽量化に重点が置かれていると述べる。
プラスチック製のスプリングシート、アルミ製のトップマウント、その他の軽量部品が組み込まれており、電動モーターやバッテリーの重量を相殺して車両の性能を向上させることができるという。
乗り心地と走行の安定性を追求
電気パワートレインは、従来の内燃機関のパワートレインより重くなる可能性があるため、車両全体の重量を減らすことは効率的な運転にとって重要な要素だ。
またモジュールにはアンダーボディスペースの節約、シンプルな車両統合など、電気自動車に最適な設計とデザインになっているため、乗り心地と走行の安定性が向上するという。
(画像は写真ACより)

テネコオートモティブのプレスリリース
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