次世代インテリジェントアンテナの開発
コンチネンタルは、世界最大規模の携帯通信関連見本市「モバイル・ワールド・コングレス2019(MWC2019)」(2月25~28日、スペイン・バルセロナにて開催)に向けて、「インテリジェントアンテナモジュール2.0」の開発を推し進めてきた。
インテリジェントアンテナモジュールは、特別なコネクティビティソリューションを用いて、車両の周囲に散在している単一アンテナを統合し、ハードウェアモジュールに置き換える。
第5世代移動通信システムの適用
近年、自動車業界では、自動車のEEアーキテクチャが主流になっている。
インテリジェントアンテナモジュールは、超薄型デザインであり、アンテナ構造はモジュールのプリント基板(配線板)に組み込まれる。
第5世代移動通信システム(5G)が適用され、相互接続が可能になる。ワイヤレス通信にて、データ転送速度・通信範囲は最大限まで増す。
インテリジェントモビリティの推進
取締役会メンバーでインテリア事業部長のヘルムート・マッチ(Helmut Matschi)氏は、「MWC2019」に向けてインテリジェント・コネクティビティを開発してきたが、未来のモビリティにおいて、安全性、快適性、インテリジェントを高めるソリューションになると説明する。
コンチネンタルは、インテリジェントモビリティの中核を成し、自動車コネクティビティ、ソフトウェア、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(高性能計算)、スマートシティ分野に基づくソリューションにより、利用者に利益をもたらすと述べる。
(画像はプレスリリースより)
Continental プレスリリース
https://www.continental-corporation.com/