桜開花、「第10回今帰仁グスク桜まつり」1月28日より開催
日本本土では真冬日が続く中、沖縄県では、1月下旬から2月上旬にかけて、一足早く寒緋桜(カンヒザクラ)の開花が始まる。
今帰仁村(なきじんむら)では、桜の開花時期にあわせて、1月28日から2月12日まで、今帰仁村今帰仁城跡グスク交流センターにて、「第10回今帰仁グスク桜まつり2017」が開催される。時間は午前8時から午後21時まで、入場料は大人400円、小学生から高校生まで300円、小学生未満は無料。
「グスク花あかり」、桜のライトアップなどイベントも開催
2007年より開催されている「今帰仁グスク桜まつり」では、平郎門(へいろうもん)と呼ばれる今帰仁城の正門から、今帰仁城内までの参道をロウソクの灯かりで照らす「グスク花あかり」や、今帰仁城跡城壁、寒緋桜のライトアップが期間中行われる。
その他、文化を肌で感じることができる今帰仁村地域の伝統芸能や、創作太鼓が特設舞台にて披露される。
古い歴史を持つ世界遺産今帰仁城跡
東シナ海、断崖絶壁があり、寒緋桜の名所として知られる今帰仁城跡には古い歴史があり、14世紀三山県立の時代には北山王の居城として、中国との貿易を行っていた。なお、三山県立の時代以前より存在していたが、誰によっていつ築かれたのかは不明である。
沖縄のグスクという言葉は「城」という意味だ。2000年にユネスコ世界遺産登録されている。
(画像は沖縄県今帰仁村役場公式サイトより)
http://www.nakijin.jp/nakijin.nsf/doc/7?OpenDocument