対人的能力は必要不可欠
米人材紹介会社ロバートハーフが行った新たな調査によると、企業の人材採用基準として、ソフトスキル、すなわち対人的な交渉や指導、意思疎通をうまく行える能力は必要不可欠な能力として、近年さらに重要視されてきている。
ソフトスキルを計量化するのは至難の業であるが、雇用主の人材採用基準として、仕事上で必要な資格や技能とともに、コミュニケーションやリーダーシップ、チームビルディングの能力も重視し、採用プロセスを進める傾向にある。
さらなる企業の功績を挙げるためには、ソフトスキルが必要不可欠であると、企業の人事部門はみなしている。ロバートハーフの調査によると、次の3要素がソフトスキルの向上に役立つとしている。
リーダーシップ
仕事人生を通じて、キャリアアップを目指すならば、チームマネジメント能力は必要不可欠だ。キャリア形成に必要と感じるならば、社内外でリーダー育成講座の受講をおすすめする。
経済的余裕がなかったり、時間がなかったりする場合は、上司と相談して、仕事上で新任務やプロジェクトに任命してもらうことで、自身の積極性やチームリーダーとしての素質を雇用主にアピールすることができる。
コミュニケーション
キャリアアップを図る上で、自分のアイディアを分かりやすく簡潔に伝える能力が非常に重要だ。コミュニケーション能力を格段に伸ばすには、自分が話しているときに、何がポイントでうまく伝わっているかに注意する必要がある。
自分でも自分の話がよく分からないと思うならば、言葉を換えてもう一度言ってみるとよい。業界用語や流行語の使用は避けて、プロフェッショナルな言葉遣いを徹底するべきだ。
適応性
現代の職場で使用されるテクノロジーは、常に変化している。テクノロジーの変化に追いつき、変化に寛容になる必要がある。特に、自分が従事する業界に関連した最新情報を常にキャッチアップすることが大切だ。
(画像はPixabayより)
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