必ずしも十分とはいえない認証試験
企業経営上のリスクマネジメントおよび保険に関するコンサルティング、法人向けの損害保険・生命保険の保険代理店業務を手掛けるエーオンジャパン株式会社は、太陽電池モジュールの第三者認証機関であるテュフ ラインランド ジャパン株式会社および、太陽電池モジュール検査サービスなどを行う株式会社エヌ・ピー・シーと共同した保険スキームの開発を発表した。
既存の太陽光発電所の現状とポイントとして、認証試験に合格することにより、製品の品質が担保されると認知されている太陽電池モジュールだが、長期信頼性評価という観点からは、必ずしも十分な認証試験が行われていない現状がある。
田中 康裕マネージャーの話
また太陽電池モジュール以外の周辺機器である、受変電設備やパワーコンディショナなどの不具合、さらに不十分な造成による、地盤の変形、架台の強度不足などによる損害が顕在化しているため、これらをカバーする保険スキームは、顧客への安全・信頼性を高めることに繋がるであろう。
エーオンジャパンの田中 康裕マネージャーは、「初期投資額をできる限り抑えたいニーズは高く、モジュールの修理・交換費用の一部を補償する、特約付帯火災保険に加入することは有益だ」と語っている。
(画像はエーオンジャパンHPより)
エーオンジャパン プレスリリース
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