「情報収集事業/低コスト石炭発電/石炭への燃料電池利用可能性調査」に係る公募
2017年1月16日、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、「情報収集事業/低コスト石炭発電/石炭への燃料電池利用可能性調査」に係る公募の委託予定先を決定したと発表した。
同事業では、CO2発生量の低減と我が国の産業競争力強化を目的とし、製鉄技術を支えているコークス炉技術を活用し、低コストで石炭をガス化して発生したガスによる高効率な燃料電池発電システム技術の可能性を調査する。
採択予定先は、学校法人 常翔学園 大阪工業大学だ。
事業内容
製鉄用コークス炉での実績から、一般炭の化学組成、発熱量等の調査を行い、低コスト石炭ガス化による燃料電池発電システムの前提条件を設定する
上記前提条件をもとに、システムの構成検討、発電効率及びCO2発生量の計算などを通して、技術的な可能性を探る。
さらに、同技術を実用化するための課題を抽出するとともに、大規模な普及に向けての開発ステップを検討する。
(画像はNEDO公式ホームページより)
NEDO 公募情報
http://www.nedo.go.jp/koubo/EV3_100136.html