新社長は山本敏博氏に
1月19日に、株式会社電通が、新たな社長人事を発表した。同日行われた取締役会において、代表取締役社長執行役員石井直氏が辞任し、代表権を返上。代表権を現在取締役副社長執行役員中本祥一氏ならびに現取締役専務執行役員高田佳夫氏に付与するとともに、現常務執行役員山本敏博氏を新たな社長執行役員とする決議を行っている。
労働環境の改善とガバナンス強化を進める
今回に人事を踏まえ、1月23日から中本祥一氏ならびに高田佳夫氏が代表取締役、山本敏博氏が社長執行役員として電通の運営を行っていくこととなる。なお。退任する石井直氏は、取締役としての任期が満了する2017年3月まで、引き続き職責を全うする。
山本敏博氏は、1981年に電通入社。2009年からコミュニケーション・デザイン・センター長、2010年よりMCプランニング局長を兼任し、2011年から執行役員となり、その後2014年に取締役執行役員、2016円1月からの常務執行役員を経て、今回の社長執行役員への就任となる。
社長就任に伴い、同氏は、同社の最優先課題を労働環境改善と位置づけ、社員と共に改善施策を強力な意思の下で着実に遂行していくとともに、経営の健全性や透明性の確保に向けたガバナンス強化、企業価値を見直した上での新たな電通の創造に尽力するといった内容のコメントを行っている。
(画像は電通トップページより)
電通プレスリリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2017/0119-009139.html