3キロメートル圏の世帯数は6万超
大和ハウスリート投資法人は2017年1月20日のニュースリリースで、資産運用を委託する資産運用会社の大和ハウス・アセットマネジメント株式会社が、神奈川県平塚市に位置し、ホームセンターと価格競争力のある食品スーパーマーケットで構成する「平塚商業施設(底地)」を、株式会社TSIホールディングスから取得予定価格56.2億円で取得することを決定し、2017年1月31日に引き渡しを受ける予定と発表した。
今回、取得を予定する物件の商圏人口は、戸建て住宅の多い郊外住宅地としては平均的といえる密度感で、国道129号に面し、その北側で交差する国道1号がアプローチ道路となり広域商圏を確保できる立地であり、ホームセンターでは3キロメートル圏で優位性を発揮できれば一定の業績が期待できるとされているため、食品スーパーマーケットにとっても魅力的なマーケットである。
長期的な安定収益の確保を期待できる物件
取得予定物件を取得した理由は、大和ハウスリート投資法人が規約に定める資産運用の対象と方針に基づき、資産規模の拡大とともにポートフォリオの一層の分散による更なるキャッシュフローの安定性の向上と長期的な安定収益の確保を図ることができる施設と判断したことであると述べている。
今後の見通しとして、2017年2月期(2016年9月1日~2017年2月28日)、及び2017年8月期(2017年3月1日~2017年8月31日)の運用状況の予想に取得予定資産の取得が与える影響は軽微であり、予想の変更はないとしている。
(画像は大和ハウスリート投資法人のサイトより)
大和ハウスリート投資法人ニュースリリース
http://www.daiwahouse-reit.co.jp/大和ハウスリート投資法人
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