一部鍾乳洞が残る不思議な森
沖縄県南城市にあるガンガラーの谷は、数十万年前までは鍾乳洞がだった場所に崩れてできた、豊かな自然が残る亜熱帯の森である。
日本人のルーツではないかと考えられている「港川人」の居住区とも考えられている。港川人は1970年代に化石人骨として発見された人類を指す。沖縄で暮らしていた港川人が海を越えて日本本土にたどり着き、各地に散らばり日本人の祖先となった可能性がある。
ツアーは予約定員制
このガンガラーの谷だが、観光ツアーがあるが、定員人数が決まっている予約制である。オンライン予約が可能となっている。
ツアーではガンガラーの谷に息づく豊かな自然や考古学的・民族的にも価値ある場所を守るために、くわえて訪問する人々により多くの体験・体感を楽しんでもらうために、ツアーには専任ガイドがつくシステムになっている。ツアーは所要時間約1時間20分。
ガンガラーの谷は歩道が整備されているものの、何箇所か階段があるため、車椅子およびベビーカーでの参加は受け付けていない。くわえてペット同伴での入場はできない。ほかにも、谷の中にはトイレがないため、出発前に済ませてほしいとのことである。
なお、ガンガラーの谷の入り口には鍾乳洞の洞窟側に神秘的なオープンカフェが作られている。このカフェのみの利用は可能となっている。
アクセスは那覇空港から車で30分の沖縄自動車道南風原南ICで下り、そこから約10分の観光施設「おきなわワールド」の向かいにガンガラーの谷がある。
(画像はガンガラーの谷HP トップページより)
ガンガラーの谷 公式ホームページ
http://www.gangala.com/