国内・外国人客ともに過去最高を更新
沖縄県は20日、平成28年(暦年)の入域観光客統計概況を発表した。それによると、平成28年(暦年)の入域観光客数は861万3,100人で、前年比率11.0%増(85万100人増)となり、4年連続国内客・外国人客ともに過去最高を更新した。
なお、外国客においては、前年比率38.7%増(58万900人増)で、208万2,100人となり、初の200万人台を記録。また、月別でも、すべての月で前年同月を上回っており、各月の過去最高記録も更新した。
航空線路の拡充などが増加の要因
前年と比べて増加した要因には、国内・海外航空線路の拡充や、クルーズ船の寄港回数増加などが挙げられた。
国内客は、前年比率4.3%増(26万9,200人増)で、653万1,000人。方面別で見てみると、東京方面が4.5%増で320万600人、関西方面が3.6%増で135万8,000人、福岡方面が4.8%増で81万4,400人、名古屋方面が8.9%増で53万5,100人、その他が0.4%増で62万2,900人だった。
また、外国人客を国籍別で見てみると、台湾が27.9%増で60万7,300人、中国本土が51.5%増で44万9,200人、韓国が44.8%増で43万1,300人、香港が16.5%増で22万1,000人などだった。
(画像は沖縄県ホームページより)
【暦年】平成28年入域観光客統計概況(沖縄県ホームページ)
http://www.pref.okinawa.jp/