未着工太陽光発電所の買取・運営を発表
株式会社ジー・スリーホールディングスは1月18日、株式会社プロスペクトから未着工太陽光発電所を買取し、自社保有物件として太陽光発電所の運営を行うことを同日開催の取締役会にて決議したと発表した。
同社はこれまで、「未着工太陽光発電所の買取事業の開始に関するお知らせ」(平成28年8月24日付)にて、合計100メガワット規模の未着工太陽光発電所買取事業を開始する旨を公表しているほか、合計10メガワット規模の太陽光発電所の運営についても、同4月に公表している。
買取規模の合計は約51メガワットに
今回の太陽光発電所買取およびその運営は、この事業の一つとして行うものとしており、これを含めた買取規模の合計は約51メガワットに、また運営規模合計は約2.4メガワットになるという。
新たに取得する設備名称は、静岡県駿東郡長泉町にある長泉町東野発電所(仮称)で、認定容量は1.7メガワット、設備出力は約2.2メガワットとなる。この取得価額は公表しないが、同社連結純資産(953百万円)の30%に相当する額以上としている。
また売電は、36円/kWhの売電価格にて平成29年3月1日(予定)から開始し、20年間で約9,500万円/年の売電収入を見込んでいる。
なお、固定価格買取制度の適用を受けるための経済産業省による設備認定と、電気事業法に規定する一般電気事業者(電力会社)からの許認可による発電事業者の権利は、権利保有者のプロスペクトから取得するとのこと。
(画像はジー・スリーホールディングスHPより)
株式会社ジー・スリーホールディングス プレスリリース
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