ジャガー・ランドローバー工場向けの部品を生産
スペインを本拠地とする自動車用プレス部品サプライヤーであるゲスタンプは、スロバキアのニトラに新たな工場を開設すると発表した。
ゲスタンプは1.33億ユーロを投資して新工場を建設して、新たに開設予定のジャガー・ランドローバー工場向けの部品を生産する計画である。
この新工場の開設は、スロバキアの経済相との会議において明らかにされ、ゲスタンプは2021年までにこの投資を行うことで、新たに229人の新規雇用が創出することになる。
また、新工場の敷地面積は42,400平方メートル規模となる予定であり、政府当局の承認が得られれば2018年より生産開始となる見通しである。
アルミニウム部品を生産
この新工場では自動車用の軽量化部品が生産される予定であり、車両の安全性を向上するために約80パーセントはアルミニウム部品となる計画である。
この新工場が稼働することにより、ゲスタンプはマルチ・マテリアル・サプライヤーとして業界における競争力を更に高めていく方針である。
ゲスタンプは、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、チェコ共和国から構成されるヴィシェグラード4ヵ国において7カ所の工場を保有しており、2,500名の従業員体制で2015年には3億ユーロの売り上げを達成している。
(画像はプレスリリースより)
ゲスタンプ プレスリリース
http://www.gestamp.com/