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2024年11月28日(木)
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いつ行くのがいい?小樽旅行の魅力とは

いつ行くのがいい?小樽旅行の魅力とは

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エゾヤマザクラ約5,000本が満開になる桜の名所、爽やかで過ごしやすい夏
北海道に旅行に行ったらぜひとも訪れたい町の一つに小樽がある。古くから港町として栄え、現在でも毎年年間約700万人の観光客が訪れる人気都市だ。

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札幌から距離にして40km程度なので、JR、バス、レンタカーなど、どの移動手段でも気軽に訪れることができる。新潟からゆっくりと時間をかけてフェリーで行くことも可能だ。一般的に小樽といえば、運河、ガラス細工、夜景、オルゴール堂などが有名だが、この他にも四季ごとに様々な魅力がある。

春は5月上旬から中旬にかけて各所で美しい桜が咲く。小樽公園ではエゾヤマザクラやソメイヨシノなど約900本が、長橋なえぼ公園ではエゾヤマザクラ約5,000本が満開となる。小樽で最後に咲くといわれている天狗山の一本桜なども有名だ。

気温は3月の最高平均気温が3.4度と低いうえに、4月上旬までは雪が残り、水たまりや氷も多い。旬の味覚はしゃこ、甘エビなどで、特に有名なのはニシンだ。ニシンは別名、春告魚(はるつげうお)とも呼ばれており、古くから小樽を含む北海道の日本海沿岸でよく獲れる。

小樽市内には数多くの寿司屋や居酒屋が営業しており、新鮮な魚介を使用した海鮮料理を手軽に味わうことができる。また、春は冬期休業していた観光施設や歴史・文化施設が一斉にオープンし、クルージング・観光船の運行も開始される。

夏は日によって30度を超えることもあるが、7、8月の最高平均気温は23.8度~25.5度と低めで、特に夜は冷たい風が吹くこともある。雨が少なく湿度も低く、爽やかで過ごしやすいので、自然散策には絶好の季節だ。

小樽市街の近くには、小樽海岸自然探勝路、小樽周辺自然歩道、旭展望台周辺遊歩道といった遊歩道が整備されており、天気の良い日は気軽に散策して自然に触れたり、美しい海岸の風景を展望したりすることができる。旬の味は、ウニ、ホッキ、ホタテなどだ。小樽にはソフトクリーム屋が多く、なかにはイカ墨や納豆などの変わったアイスを販売する店もある。

また、小樽には様々な神社があり5月~8月にかけて例大祭が行われる。なかでも相生町の「水天宮」、稲穂の「龍宮神社」、住ノ江の「住吉神社」で行われる祭りは「小樽三大神社祭り」として市民から親しまれている。期間中は多くの観光客で賑わい、神楽、ダンス、カラオケ大会、アニメイベントとコラボした企画など、神社ごとに特色のあるイベントが開催される。

紅葉が楽しめる秋と冬の幻想的な「小樽雪あかりの路」
秋は毎年10月中旬になると手宮公園、朝里ダム湖畔園地、長橋なえぼ公園などの紅葉スポットにある木々が赤や黄色に色づく。10月下旬から11月上旬にかけて初雪が降るが、根雪となることはほとんどない。

代表的な秋の味覚はホタテ、アワビ、しゃこなどで、特に秋に獲れるしゃこは春に獲れるものよりも大きく、身がしまっていて味が良いとされている。

後志収穫祭など食に関するイベントが多数開催され、地元の漁師が獲ったしゃこを始めとする海産物や創作料理が味わえる「小樽産しゃこ祭」も開催される。

また、秋は新酒が蔵出しされる酒の季節でもあり、「酒フェスin小樽天狗山」や「北の収穫祭ワインカーニバルinおたる」など酒に関するイベントも多い。11月からは複数の観光・見学施設が休業に入ると同時に、施設に至る道路も通行止めとなり、船(観光船)・ヨットなどの運行も終了する。

冬は雪が多く、気温も1月2月の最高気温がマイナス0.9度~マイナス6.3度と0度を下回るので、観光する際には十分な防寒対策が必要だ。小樽は「スキーのまち」と呼ばれるほどスキーやスノーボードが盛んで、これまで数々のオリンピック代表者を輩出してきた。

スキー場は「小樽天狗山スキー場」、「朝里川温泉スキー場」、「スノークルーズONZE」の3つがある。必要な道具はすべてレンタルで揃えることができるので、手ぶらで行っても大丈夫だ。スキーやスノーボードだけではなく、スノーシュー、スキーシュー、歩くスキー、スノースクート、スノーカイトなど他にも様々なウィンタースポーツを楽しむことができる。

また、小樽の冬の風物詩として人気なのが2月に開催される「小樽雪あかりの路」だ。古い漁具をモチーフにした浮き球キャンドルや柔らかな光を放つスノーキャンドルなど、ボランティアによる様々な手作りキャンドルが小樽の街並みや運河を照らすイベントで、幻想的な雰囲気を楽しむことができる。小樽運河、旧国鉄手宮線、朝里川温泉、天狗山など市内全域で開催され、各会場を回って集めるスタンプラリーなども実施される。

冬の旬の味覚は、カジカ・タラ・ヒラメなどだ。冷え込みの厳しいこの季節は新鮮な魚介類を使用した温かい鍋がおススメだ。また、小樽にはスイーツの店も多く、ケーキやチョコレートなどの洋菓子店から老舗の餅・和菓子屋までその種類も豊富なので、クリスマス・お正月・バレンタインなどにはこれらを目当てに来る観光客も多い。

この他にも、小樽には様々な魅力や観光スポットがたくさんある。どの季節に訪れても違った楽しみ方ができるので、気になる人はぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

(画像は「無料写真素材 写真AC」より)


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