高さ248メートルの超高層ビルを含む大型開発
三菱地所は12月22日、オーストラリアの不動産及び建設会社のレンドリース社及び、中国の大手金融グループ傘下の不動産会社ピンアン社と共同で、シドニーにてオフィスビル開発事業「CircularQuayTower」に参画すると発表した。
「CircularQuayTower」はシドニー中心部の約4,600平米の敷地に、高さ248メートルの超高層オフィスビル及び商業施設棟、公共施設棟、広場を開発・整備する大規模な複合開発事業。公共施設は完成後に、シドニー市へ譲渡する予定だ。
2018年に着工し、2021年の完成を目指す。三菱地所としては、オーストラリアで初の事業となる。
先進国の中でも経済成長が良好なオーストラリア
今回の事業は三菱所のアジア法人「三菱地所アジア社」を通じて事業に参画し、3社の出資比率はピンアン社が50%、三菱地所が30%、レンドリース社が20%となる。
オーストラリアは1992年以降、23年連続でGDPがプラス成長を続けるなど、高い経済成長率が見込まれている。このため三菱地所では今後も、積極的に事業機会を獲得していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
三菱地所株式会社のプレスリリース
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