イランとジョイントベンチャー契約
フォルシアは12月2日のプレスリリースにて、イランでジョイントベンチャー契約を結んだと発表した。この契約はフォルシアにとって、イランで3番目のジョイントベンチャー契約になる。
排ガス規制システム向けのジョイントベンチャー「Faurecia Crouse Advanced Exhaust System Co.(以下FCAES)」として、パリでフォルシアとMAADの両者で12月2日に契約を取り交わした。
この新たな契約は、フランスのイランの大使であるDr. Ali Ahani氏の立ち会いの下行われた。
フォルシアのCEOであるPatrick Koller氏、フォルシア排ガスコントロールテクノロジーの取締役副社長であるChristophe Schmitt氏、Crouseの創設者、共同所有者であるMohammad Alipour氏、Hamid Keshavarz氏、AvrandのDr.Hamid Reza Samadi氏で契約が執り行われた。
イランでの自動車マーケットの売り上げに期待
FCAESはフォルシア、MAAD共に50%ずつの出資で、イランの自動車マーケット向けに排ガス規制システムの開発、製造を行う予定だ。2017年末には現地での生産を始めることになっている。
2020年にはトータルのセールスがマーケットシェアの25%に当たる50,000,000ユーロに達すると考えている。FCAESはホットエンド製品、コールドエンド製品をカバーする。
また、自動車内装のAzin Khodroとのジョイントベンチャー、AFISCOの生産を2018年前半には始める予定で、2020年には50,000,000ユーロのセールスになると予想している。さらに自動車シートのジョイントベンチャーであるFAPSCOも2020年には年間150,000,000ユーロのセールスになると期待している。
(画像はプレスリリースより)
フォルシア プレスリリース
http://www.faurecia.com/