約130ヶ国と地域に累計6万台を出荷
中国の商用車メーカーの金龍客車(Xiamen King Long United Automotive Industry)は11月24日、エジプトでの輸入総代理店・King Long Egypt(KLE)の累計販売台数が、2009年の取り扱い開始から2016年10月時点で、約2万3000台に到達したことを発表した。
金龍客車は、福建省厦門(アモイ)に拠点を置く、中国10大自動車製造メーカーのひとつ。小型~大型バスやミニバンの開発・設計、製造、販売を手がけ、これまで約130ヶ国と地域に累計6万台を出荷してきた。
エジプトで約600台を現地生産
11月14日、アモイで開催された金龍エジプト市場経営会議において、金龍客車とKLEは、ミニバン「Kingwin」を新たにコンプリート・ノックダウン(CKD)方式でエジプトにて576台を現地生産する契約を締結した。
金龍客車とKLEは2012年より、エジプトに、ミニバンの年間生産能力が5000台の現地組み立て工場を設立。CKD方式での生産を開始している。その成果もあり、金龍客車のミニバンは、エジプトでNo.1ブランドとして知られるようになった。
金龍客車によると、エジプトは最重要海外市場のひとつであり、KLEは最も重要な戦略パートナーであるとしている。エジプトでの実績を活かし、世界各国でプレゼンスの確立を図る意気込みを示している。
金龍客車プレスリリース(PR Newswire)
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