千葉大学教育学部は、養護教諭養成課程の学生5人が、11月27日の「千葉県糖尿病療養支援士」の資格試験を受験すると発表しました。
養護教諭養成課程とは、学校の保健室の先生を目指す学生のためのコースです。
子供の糖尿病
糖尿病は大人の病気というイメージがありますが、子供でも糖尿病を発症することがあります。
ウィルス感染などで1型糖尿病を、生活習慣の偏りで2型糖尿病を発症する子供が増えているというのです。また子供の頃に誤った食生活を身に付け、それを大人になってからも続けたために2型糖尿病を発症することもあります。
糖尿病患者を増やさないためには、まず「予防が大切である」ということを子供たちに教える必要があります。そして食事や運動などの日常生活を変えていく努力も必要だと伝えなければなりません。つまり糖尿病などの生活習慣病の予防には、子供の頃からのケアが重要なのです。
糖尿病の子供を理解しサポートするために資格を
そこで千葉大学教育学部は、養護教諭の卵である学生に「千葉県糖尿病療養支援士」の資格取得を勧めました。
糖尿病の子供を理解するために、よい学校生活を送れるようサポートするために、まずは知識が不可欠だからです。
千葉大学 プレスリリース
http://www.chiba-u.ac.jp/