介護と年齢に関する意識・実態調査
大王製紙株式会社が「介護と年齢」に関する意識・実態調査をインターネットで5月2日から9日まで行った。調査対象は現在在宅介護をしている男女300人。
同社は大人用紙おむつ「アテント夜1枚安心パッド」「アテント背モレ・横モレも防ぐテープ式」を販売している。
大多数が若い時には介護をするとは思っていなかった
在宅介護を始めた平均年齢は50.9歳。将来在宅介護をするかもしれないと意識し始めた平均年齢は、48.2歳。61%の人が「思ったよりも自分が若い年齢で在宅介護が始まった」と答えている。
20歳の時に将来在宅介護をすると思っていなかった人は79%、30歳の時には76%と、若い時には在宅介護をするとは思ってもいなかった人が多い。
在宅介護によって、71%が予想より諦めなければならないことが多いと回答。諦めたことは、自由な時間を持つこと(79%)、旅行すること(70%)、趣味を続けること(48%)だった。
精神的につらいこと1位は排泄介助
69%が精神的につらい、61%が肉体的につらいと回答。精神的につらいことは、排泄介助(おむつ交換・トイレ介助等)が68%、移動介助(立つ・座る・歩行等)63%、食事介助(食事を食べさせる・料理を作る)53%だった。夜間の排泄介助で寝不足になった経験がある人は39%いる。
夜間にトイレ、ポータブルトイレへの誘導・見守りをした経験がある人は60%、夜間におむつを取り換えた経験がある人は41%いる。同社では、肌に優しく、漏れにくいおむつを使用することで介護負担が減り、被介護者も快適に夜を過ごせるという。
(画像はプレスリリースより)
大王製紙株式会社 ニュースリリース
http://www.daio-paper.co.jp/news/2017/pdf/n290529.pdf