グローバルなバイオ企業を目指して
そーせいグループ株式会社は5月3日、子会社のSosei R&D Limited(以下、そーせい)がMiNA(Holdeings) Limited(以下、MiNA社)との間で投資契約を締結したことを発表した。
MiNA社は英国に本社を置くバイオ医薬品企業MiNA Therapeutics Limited の持株会社。
そーせいはこのM&Aを成長戦略の一環として、グローバルなバイオ企業を目指すとしている。
今回の契約には、MiNA Therapeutics Limitedが開発している進行肝がん治療用新規小分子活性化RNA候補MTL-CEBPAの臨床結果による、段階的な条件付きの対価体系も含まれる。
完全子会社化することもできるオプション権も取得
進行肝がんは奏効率の低さ、再発率の高さ、既存治療の安全性プロフィールの悪さから新規治療薬のニーズは高い。
そーせいは、MiNA社に対して一時金として3,500万英ポンドを出資し、25.6%の株式を取得するという。
また、追加株式取得により、全株式を1億4,000万英ポンドで取得、完全子会社化することもできるオプション権も取得する。
MiNA社は独自の開発と小分子活性化RNAのプラットフォームを強化していくとしている。
(画像はそーせいグループ株式会社HPより)
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