第1弾・D棟新築、4月末に着工
三菱地所は、東京駅日本橋口前での大規模複合再開発、「常盤橋街区再開発プロジェクト」で計画する4棟の建物のうち、第1弾となるD棟新築工事について、4月17日地鎮祭を実施。4月末に着工すると発表した。
D棟は、下水ポンプ所、事務所などを備えた地上9階、地下3階建てで延べ床面積約3万平方メートル。竣工予定は2021年12月末。竣工後は、東京都下水道局の所有となり、地上階は主に東京都下水道局の事務所となる予定で、2階テラス及び屋上を緑化し、区道104号線を挟んで再整備される常盤橋公園と一体的な緑の賑わいを作り出す。
2027年度の街区全体竣工に向け始動
同プロジェクトは、東京駅周辺で最大となる敷地面積3.1haに及ぶ大規模複合再開発であり、街区内の下水ポンプ場及び変電所といった都心の重要インフラの機能を維持しながら
10年超の事業期間をかけて段階的に4棟のビル開発を進めるもので、D棟新築工事開始を皮切りとして本格的に新築工事段階に入る。
今後、2018年1月には、高さ約230メートルのA棟と、地下4階のC棟の着工を予定。2023年には、東京の新たなランドマークとなる高さ約390メートルのB棟の新築工事開始が予定され、B棟は2027年度竣工予定で、大阪市の「あべのハルカス」の高さ300メートルを抜き、日本一高いビルとなる。
(画像はプレスリリースより)
三菱地所 プレスリリース
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/170417tokiwabashi%20d.pdf