ウェアラブルIoTを活用し、運動を楽しく続ける「モフトレ」
株式会社三菱総合研究所が、株式会社Moffおよび株式会社早稲田エルダリーヘルス事業団と、ウェアラブルIoTを活用した高齢者の自立支援サービス「モフトレ」の実証実験を4月3日に開始した。
MoffがMoff Bandの提供とアプリ開発、早稲田エルダリーヘルス事業団が運動プログラムの作成、三菱総合研究所が実証実験の全体管理を担当。
「モフトレ」は自立支援につながる運動を、高齢者に楽しく続けてもらうプログラム。3Dモーションキャプチャができるウェアラブル・センサー、Moff Bandを体に装着し、運動・レクリエーション等での体の動きをデータ化、その動きをタブレット端末上に表示する。データを見ることで運動の効果を実感し、楽しく運動を継続できるようにする。
3つのトレーニングと20のアプリ
「モフトレ」には、トイレの立ち上がり等日常生活に必要な動作の練習“日常生活動作トレーニング”、筋力をつけ、転びにくい体づくりにする手足の曲げ伸ばし運動“ロコモ予防トレーニング”、ゲーム要素を取り入れた“レクリエーション”と、3つのトレーニングがある。これらに対応する計約20種類のアプリを開発中。
複数の介護事業者等に約2ヶ月間協力してもらい、改善意見を基に製品化を目指す。
(画像はプレスリリースより)
株式会社三菱総合研究所 ニュースリリース
http://www.mri.co.jp/news/press/public_office/023049.html