パネル設置や日照量をシミュレーション
テラドローン株式会社(以下テラドローン)は2017年4月13日(木)に、太陽光発電事業者向けサービスとして、山間部での3次元データ作成及び、CIM(Construction Information Modeling)モデリングに力を注ぐことを発表した。
山間部での3次元データを取得し、建設するメガソーラーのパネルの設置位置や、日陰などのシミュレーションが可能となる。
新サービスに注力する理由
日本は、国土の6割が山地だ。太陽光発電所を建設する場合、主に平地が選ばれるが、近年発電所が増加しており、山地にも目が向けられている。当然のことだが、山地の方が平地よりも建設が難しい。
そこでテラドローンは、山地での建設をサポートするために、無人航空機ドローンを利用して、山地の3次元データを計測し、造成計画図や日影図の作成、日照量シミュレーションなどを提供し、作業の効率化を目指すことを目標とした。
具体的なモデリング
3次元データ取得後、各種モデリングを行う。造成計画図においては、地形より、土の切り盛りの必要性を知ることができ、日影図では、傾斜勾配を考慮することで、パネル同士の重なりが無いかを計算できるようになる。
(画像はプレスリリースより)
テラドローン株式会社 プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000020194.html