LGBTシンポジウム2月23日に開催
株式会社Niji(にじ)リクルーティングは、LGBTダイバーシティ推進企業を対象に、事例の意見交換を目的とした 第2回『LGBT -アライ シンポジウム』を2017年2月23日(木)に開催することを2017年2月15日に発表した。
LGBTとは、 レズビアン(女性同性愛)、ゲイ(男性同性愛)、バイセクシュアル(両性愛)、トランスジェンダー(出生時の性と、自覚する性の不一致)の頭文字をとった総称である。LGBTのような性的マイノリティを持つ労働者は、日本に8%(株式会社LGBT総合研究所調査)いると報告されている。
事例少なく対応に課題
今年1月に厚生労働省のハラスメント指針にLGBTも適用されることが決まり、国家公務員28万人を対象に人事院からもLGBT差別はハラスメントの対象とすることが発表になった。
一部の民間企業で、LGBTへの対応として相談窓口を設置したり、社内規定にLGBTの人への配慮を書き加えたりしているが、「具体的な取り組みはこれから」と多くの企業はと答えている。
取り組みが進まない原因として、対策を考える際、「LGBTダイバーシティ推進に関する事例がない」ことや、「経営層の理解がなく、後回しになっている」などが上げられる。
社員対応から顧客対応に広がる傾向
LGBTの人達を対象としたビジネスは、5.9兆円の規模といわれる。LGBTの人がパートナーを受取人に指名できる保険の開発とか、ホテルの同室宿泊など様々な商品開発が進んでいる。
LGBT市場参入を考え始め出した企業は、社内での対応も始めたばかりであるが、既に社内でのLGBT対策を施行している企業は顧客に対する商品の販売・サービスを開始している企業が多い。
LGBT対応の商品・サービスが、LGBT顧客へ受け入れられるならば一般顧客への満足度が得られ優れた商品・サービスになると考えている。
今回のシンポジウム
今回の『LGBT -アライ シンポジウム』は、第2回目であり”アライ”とは”ally”の英語で「同盟・連携・提携」を意味する。
事例を紹介する企業として『日本航空株式会社』の社内相談窓口設置事例、『スターバックスコーヒージャパン株式会社』の“同性パートナーシップ制度”に関する書類の公開などを行う。
また、トランスジェンダー(戸籍上は女性)田代悠氏20歳(大学3年)ともう一名(匿名)が登壇し、就活体験談や当事者の視点から現状を伝える。
シンポジウム概要
<名称>第2回『LGBT-アライ シンポジウム』
<開催日時>2017年2月23日(木)13:30~17:30
<会場>株式会社Nijiリクルーティング セミナールーム
東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留6階
<定員>20社40名(報道関係者席は別途ご用意します)
(プレスリリースより)
シンポジウムの詳細と参加申し込みフォームは下記URL参照。
(画像はプレスリリースより)
株式会社Nijiリクルーティングのプレスリリース:
http://www.dreamnews.jp/press/0000147455/シンポジウム詳細と参加申し込みフォーム:
https://niji-recruiting.com/seminar/symposium2/