日本で働く外国人の2/3が「日本で長く働きたくない」
株式会社リンクアンドモチベーションのグループ会社リンクジャパンキャリアは、4月3日から外国籍人材雇用・就労支援事業を開始することを2017年2月17日に発表した。
日本は人口の65歳以上の割合が25%以上を占める少子化現象がおき企業の雇用問題を抱え対策として女性の活用や外国人の雇用などで労働力不足を補おうとしている。このような環境の中、リンクキャリアジャパンは外国人が日本に来て就職し、定着するまでの支援を行う。
一方、日本で働く外国人の2/3以上が「日本で働くことに魅力を感じられない」と回答している。その大きな原因は文化や生活習慣の違いにある。
外国人労働者が長く、安心して活躍できる仕事環境をリンクキャリアジャパンは支援していく。尚、日本で働く外国籍労働者は約108万人である。
リンクキャリアジャパンの仕事の概要
◆ミッション
外国人労働者が日本での働き口を見つけるには、「日本で働きたい外国籍人材」と「外国籍人材を雇用したい組織」のマッチングが必要となる。リンクキャリアジャパンは就労希望者と受け入れ側が安心して働く場所・人を見つけ定着するまでの流れをワンタイムストップでサービスを提供する。
リンクキャリアジャパンはこのサービスを「クロスカルチュラルデザイン」という言葉で表している。日本で働きたいと思う外国人が、自国と日本での文化の違いや生活習慣の違いを認識し、その違いを職場における強みにしてしまうこと。(商標登録出願中)
◆サービス内容
・採用サポート:日本に来て働きたいと考えている海外在住の外国人に、仕事内容や地位などを紹介・斡旋するサービス。ならびに、既に日本で就労している外国人が転職を希望する場合、他の会社を紹介する。
・受入サポート:日本で働くための基本的知識の研修を用意する。生活習慣の違い、価値観の違い、労働習慣の違いなど研修をパッケージ化して提供。
・定着サポート:日本で就労開始後も、安心して継続的に生活できる支援や、日本企業の従業員として成長するための支援を研修を通して行う。
(画像はプレスリリースより)
株式会社リンクアンドモチベーションのプレスリリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000006682.html/