グリーンフィールド投資による工場建設
内装および外装など自動車部品およびシステムを製造する世界的なサプライヤーであるインターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ(以下、IAC)は7日、ポーランドのオポーレにグリーンフィールド投資による工場建設に着工したと発表した。
この工場の敷地は2万7000平方メートル規模で、約2000万ドルの投資が行われる。工場の稼働は2017年の中旬になる予定。また、約550人の熟練者の雇用が見込まれる。
なお、グリーンフィールド投資とは、外国に投資をする際に法人を新しく設立して、設備や従業員の確保、チャネルの構築や顧客の確保を一から行う投資の方式のこと。
東欧における製造拠点を拡大
新工場は、IACの欧州における27番目の工場で、世界レベルの製造基準に基づいて建設され、プレミアム・カスタム・インストルメント・パネルが製造される。将来的には、この地域の自動車メーカーに他のインテリア製品を供給することも計画されている。
工場建設予定地で行われた起工式にはIACの幹部およびオポーレ当局、戦略パートナーらが出席。IACは「オポーレ当局と戦略的パートナーとの緊密な協力のもと、製品品質と顧客に対する優れたサービスのカギとなる才能ある労働力が集まることを期待している」とコメントした。
IACは、成長する東欧の自動車産業において、同社の製造拠点のさらなる拡大を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
IAC プレスリリース
http://www.iacgroup.com/