2017年2月7日、デジタルハリウッド大学大学院は、「デジタルヘルスラボ・プロジェクト」の第3回デモデイ(参加チームによる発表会)の開催を発表しました。
デジタルハリウッド大学大学院とは
同校は、日本初の株式会社が設立する専門職大学院として2004年に開校されました。デジタルコミュニケーションにおいて大学院レベルの教育を提供する、社会人のための専門職大学院です。
「デジタルヘルスラボ・プロジェクト」とは、「デジタル」+「医療・健康」の分野で起業、もしくはサービス提供に向けて開発を行っている人や団体を支援する取り組みです。同大学院の在籍生である株式会社ホスピタリティ・ワン代表取締役の高丸慶氏と同校医の五十嵐健祐氏が2015年10月に開始しました。
五十嵐医師は、糖尿病や高血圧症、心血管疾患の一次予防に力を注ぎ、オンライン診療サービス「お茶の水内科オンライン」を開発、医療情報メディア「お茶の水内科大学」を主催しています。
同プロジェクトの特徴は、すでに同分野において経験のある先駆者がサポートすることです。そして、プロジェクト参加者に対して「デジタルヘルスラボ・アワード」を開催し、受賞者には授業料優遇措置や企業マッチング支援などのサポートが用意されています。
第3回デジタルヘルスラボ・アワード
第3回となる今回は、睡眠改善をサポートするデバイスを開発した株式会社O:(オー)の谷本潤哉さんがグランプリを受賞しました。
また、審査員特別賞には、蓮池由梨さんの健康診断結果を保管し最適なアドバイスをするサービスが選ばれました。このサービスは、中長期的な健康増進と医療費の抑制につながることが期待されています。
当日は、プロジェクトの発起人で同校在籍生の石井洋介氏より「正しい医療情報の見分け方&オープンデータ活用」について講演がありました。
今回の取り組みを踏まえ、第4回「デジタルヘルスラボ・アワード」を2017年春に開催する予定です。
(画像はプレスリリースより)
デジタルハリウッド株式会社 プレスリリース
http://www.dhw.co.jp/pr/release