100人以上が沿道に集まり国連を非難
7月14日、ラカイン州の仏教徒が国連特別報告者のミャンマー訪問に反対し、抗議デモを起こした。
14日、ラカインの州都シットウェに国連特別報告者のイ・ヤンヒ氏とその一団が到着した。一行が通行する道路沿いには100人以上の仏教徒が集まり、プラカードや旗を掲げながらスローガンを叫び、国連のやり方が不公平だと主張した。
2012年以降、仏教徒によるロヒンギャ族の迫害が激化している。イ・ヤンヒ氏は、その状況に対するミャンマー政府の対応を批判している。
今回、イ・ヤンヒ氏はミャンマー政府からの招待により12日間の日程でミャンマーを訪問している。シットウェ到着後は、大きな暴力事件と関わった数多くのロヒンギャ族が収容されている刑務所を訪問した。
報告は一方的なもの ラカイン州民族の見解が反映されず
ラカイン・ソーシャル・ネットワークのSoe Naing氏は、
私たちは国連特別報告者の報告に強く反対している。報告にはラカイン州民族の見解が反映されていない。ベンガル族側に偏った報告だ。(Vatican Radioより)
と述べている。
また、ラカイン州の仏教徒リーダーThan Tun氏は、
イ・ヤンヒ氏は3、4回ここを訪れてその度に報告書を書き、会見を開いている。ラカイン州民族やミャンマー政府に関して良いことは1つも報告されない。(PressTVより)
と述べ、報告が一方的であることを指摘した。
(画像はPressTVより)
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