名称は「高岡創剤研究所」
キョーリン製薬ホールディングス株式会社は、7月3日、同社子会社であるキョーリン リメディオ株式会社が富山県高岡市にて新研究所を竣工し、同日より稼動を開始したと発表した。
今回竣工した研究所の名称は、「高岡創剤研究所」。ジェネリック(GE)医薬品の開発研究に取り組むという。
魅力ある自社開発品目数の増加を図る
国政としてGE医薬品の更なる使用促進策が検討される昨今の状況にあって、キョーリン製薬グループは、中期経営計画の重点戦略の1つとして「特色を活かしたジェネリック(GE)事業の推進」を掲揚。キョーリン リメディオにおけるGE事業の強化を進めている。
今回の新研究所「高岡創剤研究所」建設も、その強化の一環にあたる。同研究所は、富山県高岡市の高岡オフィスパーク内にてキョーリン リメディオが所有する土地において、建設された。GE医薬品の製剤開発力強化により、魅力ある自社開発品目数の増加を図るという。
多くの固形剤および液剤の開発研究に取り組む
「高岡創剤研究所」は、複数の治験薬製造ラインを持つ。そのため、これまで以上に多くの固形剤および液剤の開発研究に取り組むことが可能となった。また、研究者の動線と交差汚染防止を意識したコンパクトなレイアウトが採用され、研究者間のコミュニケーションの活性化を目的としたスペースなども確保されている。
キョーリン製薬ホールディングスはキョーリン リメディオにおいて今後も、安心して使用できるジェネリック医薬品の提供に邁進するとしている。
(画像はプレスリリースより)
子会社における新研究所の竣工について - キョーリン製薬ホールディングス株式会社
http://www.kyorin-gr.co.jp/