近い将来大都市の人口集中を懸念
ボッシュは7月4日のプレスリリースにて、現在破綻しつつある大都市のモビリティコンセプトを懸念しているとコメントを出した。
ボッシュはモビリティサービスのプロバイダーとして、さまざまなモビリティサービスを提供してきており、都市部への人口集中を目の当たりにし、今後、メガシティの人口増加は現在の2倍、交通量は3倍になると予想している。
都市部に人口が集中することで、交通量のさらなる増加、環境汚染、騒音増加、時間の浪費を懸念している。そのため、早急に技術力の向上が求められているとボッシュは考えている。
スマートシティのマーケットに注目
技術力の向上により、スマートシティを実現することで、世界中の顧客、また、ボッシュにとっても成長率を上げるよいビジネスチャンスと考えている。
ゼロエミッション、ゼロストレス、ゼロアクシデントを目標とする都市環境を構築するためには、自動化、電動化、ネットワーク化が必須である。都市での交通手段がネットワーク化することで、渋滞・ストレス解消などが実現できる。
また、交通の自動化は安全性の向上、事故減少にも貢献し、ドライバーの命を守ることにもなる。現在、ボッシュは電動駆動のパワートレインシステムの開発に取り組み、環境保全、資源保全に貢献している。
(画像はプレスリリースより)
ボッシュ プレスリリース
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