骨だけではなく、筋力にも牛乳に期待
雪印メグミルク株式会社が「健康に対する牛乳への期待度調査」の調査結果を公表した。同調査は、2016年6月27日、28日に全国の20~79歳の男女20,000人にインターネット調査によって実施している。
高齢者(70歳代)の約半数は筋力の低下、視力の維持に悩んでいる。次いで、高血圧、腰痛、能・記憶力の維持に悩んでいる人が、各約35%。筋力の低下に悩んでいる人の内、35.5%が牛乳に改善効果を期待していることが確認された。
骨粗しょう症に悩んでいる人(約18%)の内、牛乳に改善を期待している人は76.6%。便通に悩んでいる人(約22%)の内、牛乳に期待している人は44.8%だった。
高齢者のQOL(生活の質)を向上させる良質な栄養源
牛乳は昔から身体に良い飲み物として高齢者にはなじみのあることが、3人に1人筋力の低下に効果があると期待しているという結果につながった、と同社では考えている。実際、牛乳は筋力の原料となる良質なタンパク質を含んでいる。
現在、高齢者の筋力低下(サルコペニア)が問題となっているが、調査の結果で、多くの高齢者が筋力の低下に悩み、牛乳に期待していることが判明した。同社では、啓発活動を続け、牛乳が筋力のサポートをする良質なタンパク質である認識を広めたいと考えている。
(画像はプレスリリースより)
雪印メグミルク株式会社 ニュースリリース
http://www.meg-snow.com/news/2017/pdf/20170622-1353.pdf