世界最大の水上浮体式太陽光発電プラントにモジュールを供給
中国のJA Solar Holdings Co., Ltd.(JAソーラー)は6月15日、中国安徽省で世界最大となる水上浮体式太陽光発電プラントにモジュールを供給した、と発表した。
40MWの水上浮体式太陽光発電システムを設置
淮南市中国プロジェクト(Huainan City China Project)は、中国安徽省淮南市の旧水没炭鉱地域に、40MWの水上浮体式太陽光発電システムを設置するものである。
浮体式太陽光発電プラントは、淮南市のほとんどの照明と空調を賄う容量を有している。プラントに使用される単結晶二重ガラス太陽光発電モジュールは、全てJAソーラーが製造した。
JAソーラーの太陽光発電モジュールは、長期間の信頼性と環境耐久性のテストに合格している。
優れたアンチPID(Potential Induced Degradation)性能と腐食耐久性は、水上の浮体物につきものの湿気に対しても、モジュール性能を保証するものである。
さらに、材料と出荷製品の12年保証および二重ガラスモジュールの30年間リニア電源保証は、顧客の安定した経済的利益を確保する。
浮体式太陽光発電は、急速に成長するポテンシャルをもつ刺激的な新しい成長市場である。
一般的に水上への設置コストは、土地へのそれより低い。また、水の気化冷却効果は、モジュールの温度を下げ、モジュールの劣化を防ぐ働きがある。
このため、浮体式太陽光発電の需要は、特に島々において拡大しているとのこと。
(画像はJAソーラーのHPより)
JAソーラーのニュースリリース
http://investors.jasolar.com/