原宿アパートメンツを含む複数の敷地を、一体的に建替えるプロジェクト
2017年3月6日、NTT都市開発株式会社は、明治神宮を望む原宿駅前の敷地において、原宿駅前プロジェクト(以下、原宿駅前PJ)の開発事業に着手すると発表した。
原宿駅前PJは、1959年に竣工した原宿アパートメンツを含む複数の敷地(面積約5,000平方メートル)を、一体的に建替えるプロジェクトで、明治神宮の参道として整備された表参道と、独自文化を発信している竹下通りの間に位置し、JR原宿駅や東京メトロ千代田線「明治神宮前(原宿)」駅から徒歩1分の好立地である。
なお、同社は、1988年より、表参道において商業施設「原宿クエスト」を運営している。
施設概要
開発する複合施設は、SRC造・RC造・S造(一部CFT造)構造の地上10階、地下3階建てで、店舗・事務所・集会所・共同住宅・駐車場等の用途で、上層部からは明治神宮や代々木公園の緑地を望み、同エリアのランドマークとなる。
着工は2017年秋、開業は2020年春を予定している。
設計・施工パートナーは、株式会社竹中工務店と株式会社伊東豊雄建築設計事務所(以下、同建築設計事務所)。同建築設計事務所の代表作には、「せんだいメディアテーク」、「TOD'S表参道ビル」、「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」、「みんなの森 ぎふメディアコスモス」、「台中国家歌劇院」(台湾)などがあり、「ヴェネチア・ピエンナーレ金獅子賞」、「王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメタル」、「高松宮殿下記念世界賞」や「ブリッカー建築賞」などを受賞している。
(画像はプレスリリースより)
NTT都市開発 ニュースリリース
https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n20932.html