免許証認識ライブラリーの導入
FX業界で知名度の高いSBI FXトレード株式会社はこのたび、口座開設時の個人情報を免許証より自動認識して入力するパナソニック ソリューションテクノロジー株式会社のOCRエンジン「免許証認識ライブラリー」を導入しました。
煩雑な口座開設時の入力作業
個人資産運用の手段として人気の高いFXですが、マイナンバー通知が必須となった影響により、このところ新規口座開設数に減速の兆しが現れていました。
SBI FXトレードは、口座開設フォームを大幅に改善し、本人確認書類をOCR認識して入力フォームに反映することで顧客の離脱を防げて、入力内容との照合作業においても1~2割発生していた再確認作業がなくなったとしています。
運転免許証を自動認識
免許証認識ライブラリーでは、都道府県で異なる運転免許のフォントやすべての第2水準漢字に対応しました。また免許証に記載されていない郵便番号もデータと照合して反映されます。
カメラで撮影した画像の歪みは補正させるので、より認識率が上がり、住所や氏名の分割機能も搭載されているので、より細かい項目管理にも使えます。
機能は開発ツールキット(SDK)として提供され、ライブラリーを既存システムに組み込むことによって、およそ2週間で作業を完了できます。
広い活用範囲
パナソニックは今後、個人情報の入力を必要としている顧客システム等への利用を始め、様々な分野での利用が見込まれるとしています。
(画像はプレスリリースより)
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社のプレスリリース(News2uより)
http://www.news2u.net/releases/145529SBI FXトレード株式会社の導入事例
http://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_sdk/case_sbi.html