登録会員数は6万人を突破
日本調剤株式会社は、3月31日、同社運営の全薬局店舗で実施している電子お薬手帳アプリ『お薬手帳プラス』が、4月1日より紙媒体の「お薬手帳」と同様に利用可能になると発表した。
『お薬手帳プラス』は、同社が開発したアプリ。平成28年3月末時点で、登録会員数が6万人を突破している。今回の変更は、4月の医療制度変更に伴うもの。
服薬情報を自動的に反映
『お薬手帳プラス』は、日本調剤の調剤薬局へ行く度、患者の服薬情報が自身のスマートフォンへ自動的に反映する電子お薬手帳。一度会員登録を行うと、専用カードやQRコードでのデータ読み取りといった手続きが不必要となる。同社によると、利用者から好評を博しているという。
国の医療制度変更に伴って紙の「お薬手帳」と同様に利用が可能となった同アプリは、3月31日にバージョンアップも実施。『お薬手帳プラス』以外の電子「お薬手帳」のデータを登録できる「インポート機能」や、『お薬手帳プラス』のデータを出力できる「エクスポート機能」が、使えるようになっている。
「電子お薬手帳相互閲覧サービス」にも参加
さらに『お薬手帳プラス』は、公益社団法人日本薬剤師会の日薬リンク付けサーバーを使用した「電子お薬手帳相互閲覧サービス」にも参加。同サービスを利用できる各薬局の電子お薬手帳情報も、活用が可能となっている。
日本調剤は、患者の服薬管理に不可欠な「お薬手帳」の普及促進を行うべく、スマートフォンの特長を生かした電子お薬手帳『お薬手帳プラス』の積極的な普及に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)
会員数6万人突破!「お薬手帳プラス」、紙のお薬手帳と同様に利用可能に - 日本調剤株式会社
http://www.nicho.co.jp/corporate/info/13581/