工事の目的と効果
東京都建設局は2月26日、八王子3・3・10号東京環状線のうち八王子市緑町から同市台町一丁目まで長さ755メートルの延長区間について、工事を実施すると発表した。
同区間について、このたび国土交通省から都市計画事業の認可を取得した。工事は南多摩西部建設事務所が担当する。
この整備事業は東京都長期ビジョンに係るもので、整備の効果として東京都は、「自動車交通の円滑化」、「通行する歩行者などの安全性の向上」、「地域の防災生の向上」、「良好な都市景観の創出」を挙げている。
場所と期間は
八王子3・3・10号東京環状線は、全長10.8キロメートルにおよぶ都市計画道路。八王子市鑓水字大芦(やりみずあざおおあし)から同市滝山町一丁目まで。この事業で、標準幅員25メートルの道路ができる。
車道は2車線、その両側に歩道及び自転車走行空間を整備する。国道16号付近から地盤が高い区間については、トンネル構造となる。また、あわせて電線類の地中化や街路樹の植栽を行う。
同区間はJR中央線・八王子駅の南西、京王高尾線・京王高倉駅の北にあたり、今年度から平成35年度にかけて行われる。
(画像はプレスリリースより)
八王子3・3・10号東京環状線の事業に着手|東京都
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