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2024年11月30日(土)
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NEDOとカネカ、壁面設置型の低反射環境配慮型太陽光発電システムを開発

NEDOとカネカ、壁面設置型の低反射環境配慮型太陽光発電システムを開発

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周囲への光反射を低減
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)は、株式会社カネカとの共同研究「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」で、壁面設置型の低反射環境配慮型太陽光発電システムを開発し、横浜市戸塚区の大成建設技術センターにおいて実証実験を開始したことを発表した。

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これまで壁面設置型太陽光電池モジュールは、周囲への太陽光反射により光害ともいえる影響を与えていたことが大きな課題となっていたが、今回のシステムは、その光害対策のための防眩機能があることが最大の特徴である。

さらに、フレームレスで設置することが可能であり、多彩な色を付けることでデザイン性も高められたものとなっている。

環境に配慮した消費エネルギーゼロの建物を実現
近年、設備の省エネルギー化や、再生可能エネルギー・未利用エネルギーの活用、地域内でのエネルギー相互利用などの対策を組み合わせることで、エネルギーを自給自足し、従来燃料からのエネルギー消費をゼロにする、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)の実現が推進されている。

そのためには建物の屋上だけでなく壁面にも太陽電池モジュールを設置することが不可欠だが、周囲へ太陽光が強く反射するという問題が、導入推進へ向けた大きな阻害要因となっていた。

これに対し、NEDOとカネカは、太陽光モジュールの表面を凸凹構造にすることで低反射にすること、またモジュールの内部に光を閉じ込める技術によって、発電効率を高めたモジュールを開発、兵庫県のカネカソーラーエネルギー事業部技術センター実証棟において、表面構造の最適化等の評価を進めてきた。

さらに、NEDOとカネカは、次の段階となる共同研究「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」を実施。防眩機能を有し、色の自由度を高めた多彩な低反射モジュールの光を閉じ込める技術により、年間日射のほとんどが斜入射となる建物壁面設置の太陽光発電システムにおいて、年間発電量の向上を実証する計画だ。

NEDOは、この実証結果をもとに、今後、壁面設置型太陽光発電の普及に向けて検討を進めていく予定であり、また、カネカは、低反射環境配慮型太陽光発電システムの2017年度の商品化を目指し、ZEB実現に向けた取り組みを推進していく意向を示している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

NEDO ニュースリリース
http://www.nedo.go.jp


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