マレーシアにおけるKD生産を開始
富士重工業は、2月26日、フォレスターの現地組立生産(KD生産)をマレーシアにて開始したと発表した。
年間10,000台規模での生産
マレーシア現地工場にて、フォレスターのKD生産を担うTC Subaru Sdn.Bhd(TCS社)は、シンガポールを拠点に自動車の製造販売などを手がける、タンチョン・グループの子会社で、今後、年間10,000台規模でのフォレスターのKD生産を行う。
販売開始は今年の春となる予定で、タンチョン・グループの販売ネットワークにより、マレーシア国内、タイ、インドネシアに向けた販売を進める予定。
また、TCS社は、2012年12月からSUBARU XVのKD生産を開始、今回のフォレスターのKD生産開始により、2車種のスバル車の取り扱いを担うこととなる。
東南アジア地域での販売拡張に努める
富士重工業は、「際立とう2020」を中期経営ビジョンに、「強い事業構造を創る」ことに取り組み、「東南アジア地域での強固な事業基盤の構築」をその取り組みの1つに挙げる。
同社は、今回のマレーシアにおけるフォレスターのKD生産開始を、同社が目指す取り組みの一環としており、このフォレスターのKD生産開始をステップに、東南アジア地域でも、スバルの「安心と愉しさ」を提案、急速な成長を遂げる同地域での販売拡張に努めるとしている。
(画像はプレスリリースより)
富士重工業プレスリリース
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