PRとプロモーションを掛け合わせる統合提案専門チームが誕生
株式会社テー・オー・ダブリュー(以下、TOW)は8日、メディアインサイトデータに基づくPR戦略立案に強みをもった株式会社マテリアルと業務提携し、PRとプロモーションの両領域で統合的な提案をワンストップ提供する専門チーム「PRモーションズ」を結成したことを発表した。データとアイデアをフルに活用し、企業のPRおよびプロモーション効果の最大化を図る。
近年、一般生活者におけるソーシャルメディアの影響力の増大をはじめ、メディアの多様化・複雑化などを背景に、マーケティングにおけるさまざまな課題の具体的解決がよりいっそう求められる状況となっており、単純にパブリシティーを獲得するだけではない、従来のPRの概念を超えたPR戦略があらゆるシーンで必要とされている。
そのため、今後のPR業務領域では、マーケティングコンサルティング業務やオウンドメディア・ソーシャルメディアの企画運営、動画映像制作、プロモーション連動といったものが、ニーズを伸ばしていくと見込まれている。
一方、プロモーション領域においては、統合化が進展するなか、かつての“納品して完了”という次元から、さらにその後の波及効果および販促効果の検証が求められるようになっており、これらを通じた理想のPDCAサイクルを確立することが課題になっている。
TOWによると、こうした市場の変化から、PRとプロモーションという2つの領域の親和性はますます高まっており、PR効果に紐づくプロモーションプランニングに強いニーズがあるという。そこで、こうした現況と課題に対応すべく、今回の業務提携と「PRモーションズ」の立ち上げが決定された。
この商品・サービスは「なぜ話題化?」、ストーリーを把握して施策を企画・実行
新たに結成された「PRモーションズ」では、マテリアルが有するSNSやWeb、TVで発信された膨大なPRデータを独自の手法で解析。注目を集める情報や商品・サービスが「なぜ話題化したのか?」、そのストーリーをあぶり出す。
このPRデータ分析によって導き出された“話題化ストーリー”を事前に把握して、TOWのプロモーション領域で年間1,300件を超す実績がある「エクスペリエンシャル・プランニング&プロデュース」のノウハウと掛け合わせることで、より精度の高いPR戦略と、統合的なプロモーションプランニングを行っていく。
また、2月9日のMarkeZineは、
プロモーション施策実行の後にPRデータ分析による検証を実施することで、PDCAサイクルを確立する(MarkeZineより)
とも伝えた。
TOWでは、今後両社のクライアントリソースを活かして営業活動・企画提案を進め、今年度数億円の関連売り上げを達成することを目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社テー・オー・ダブリュー プレスリリース
http://www.tow.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/02「PRモーションズ」 公式サイト
http://www.tow.co.jp/prmotions/