福祉分野に興味がある学生向けの見学ツアー
奈良県が2月6日に実施する「福祉・介護の職場見学ツアー」の、参加者を募集している。高校生以上で、福祉分野への就業を希望している学生が対象。保護者や教師など引率者の同伴も可能。
介護老人保健施設や障がい者支援施設などを訪れて利用者の生活や職員の働く様子を見学し、福祉・介護の職場がどんなところかを体験する見学ツアー。ただ見て回るだけでなく、実際に利用者や職員と交流する時間も設ける。
介護業界では、人材不足が重要な課題となっている。厚生労働省の推計によると、団塊の世代が後期高齢者になる2025年度には、介護職員が約38万人不足する恐れがあるという。職場見学会を通じて、若手人材の福祉・介護職への理解を深めるのが目的だ。
介護老人保健施設と障がい者支援施設を訪問
開催日時は2月6日、9時20分~16時30分。香芝市内にある介護老人保健施設「オークピア鹿芝」と、障がい者支援施設「ゆらくの里」などを訪問する。
参加希望者は案内チラシに必要事項を記入のうえ、福祉人材センターへFAXまたは持参して申し込む。募集締め切りは1月29日。
参加には昼食代として、500円が必要となる。また当日は筆記用具、水筒やペットボトルなどの飲み物を持参し、動きやすい服装と歩きやすい靴で参加してほしいとのことだ。
(画像は、案内チラシより)
奈良県報道発表資料
http://www3.pref.nara.jp/hodo/