新生産子会社を設立
アジア、ヨーロッパに生産拠点を展開する自動車照明部品メーカー、小糸製作所は9月28日のプレスリリースにて、ブラジルに生産子会社を設立することを発表した。
生産子会社を南米に作る目的として、豊富な人口、自動車普及台数の多さを考え、中長期的に見て、自動車生産の成長率が飛躍的に期待できると考えたからである。
特に、ブラジルの人口は世界第5位、約2億人が生活する国でもあり、また、日系、欧米系自動車メーカーが数多く集積している国でもある。ブラジルに生産子会社を設立することで、南米自動車市場で増加する生産、販売率に対応することができる。
また、さらに生産体制のグローバル化を念頭に置き、新規受注、グループ全体の収益力を強化できると考えている。
新生産子会社概要
日本名はNALブラジル照明機器製造、販売有限会社、所在地はサンパウロ州ソロカバ市を予定している。設立は2016年11月、用地面積96,200平方メートル、建屋面積17,900平方メートル、投資額80億円、従業員数160名、生産開始は2018年5月を予定している。
対応商品は自動車用前消灯、標識灯を各25万台の生産である。
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