低騒音・低振動で長寿命
SKFは27日、同社のHBU3ユニットが、FCAから最近発売されたアルファロメオ・ジュリアに採用されたことを発表した。
従来のホイールベアリングのデザインより多くの利点を提供している同製品は、より速く簡単な組み立てが可能で長寿命、また、ベアリングの予圧は、ユニットの製造時に設定され、遊びを最小限に抑え、騒音や振動は非常に低いレベルを保証している。
こうした信頼性の向上に加えて、ドライバーは、SKFのX-トラッカー軌道形状による高い剛性のおかげで、特にコーナーにおいて、改善された乗り心地とハンドリングを楽しむことができる。
環境保全へ向け両社が協力
SKF自動車マーケットのステファン・ル・ムニエ社長は、「SKFのホイールベアリングが、新しいジュリアで提供されるドライビング・プレジャーをサポートするように設計されている」と説明し、また、SKFにとって、FCAが戦略的パートナーであり、フィアットから車両モデルのシリーズを発売された新しいジョルジオプラットフォームのサプライヤーであることへの誇りについて言及した。
そして、両社の関係について、次のように語った。
「我々の長期にわたる緊密な協力は、車の所有者のために共同で価値を構築する場所のために強力な基盤を持っている。我々は、環境への影響を最小化することに向け、摩擦や重量を軽減することに焦点を置いて開発を行っており、持続可能性は、双方の会社にとっての強い原動力である。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
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