国際アート・カルチャー都市を目指す
国土交通省は9月13日、東京建物株式会社、株式会社サンケイビルの実施する国家戦略民間都市再生事業「(仮称)豊島プロジェクト」計画が、都市再生特別措置法の認定を受けた、と発表した。
事業計画は、豊島区庁舎跡地および豊島公会堂跡地を活用し、業務機能と文化機能を核とした国際アート・カルチャー都市として新たなビジネス・文化・にぎわいの拠点を整備し、女性にやさしいエリア、安全・安心拠点として、世界に向けて豊島区の魅力の発信を目指す。
8つの劇場を含む国際的な文化にぎわい拠点
東京建物およびサンケイビルが、豊島区より豊島区庁舎跡地、豊島公会堂跡地の76年6ヵ月の定期借地権を得て、不動産開発および民間施設等のマネジメントを担い、鹿島建設が設計と施工を行う。
豊島区庁舎跡地に敷地面積3,619.67平方メートル、延べ面積68,675平方メートルの地上33階、地下2階、高さ約158メートルのオフィス棟を建設。事務所、シネマコンプレックス、カンファレンスホール、シネマプラザ、店舗、駐車場の設備を設置。
豊島公会堂跡地には、敷地面積2,983.59平方メートル、延べ面積10,900平方メートルの地上8階、地下1階、高さ約40メートルの新ホール棟を建設。公会堂(新ホール)、ライブ劇場、パークプラザ、店舗、駐車場を設置。新ホールは区が運営する。
他に豊島区は旧区民センターを高さ約40mの新区民センターに改築し、多目的ホール、小ホール、会議室などを設置する。
この区域には併せて8つもの劇場が誕生し、にぎわい拠点を演出する。
開発スケジュールなど
借地の貸付期間は、平成28年3月24日から平成104年9月23日までの76年6ヵ月。
平成28年12月1日工事を開始し、平成32年5月31日工事完了予定。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のニュースリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001145284.pdf